【読者相談】「上司に無視されるのが怖くて、出勤前に吐き気がします」への回答

相談:毎朝、工場の駐車場で動悸が止まりません

「姫路市内の工場で事務をしています。

最近、上司の機嫌が悪く、挨拶をしても無視されたり、必要な連絡もメールだけで済まされたりしています。

私が何か怒らせることをしたのかと必死に考えてしまいますが、心当たりがありません。

毎朝、会社の駐車場に着くと吐き気がして、車から降りるのが怖いです。どうすればこの状況を変えられますか?」

(30代・女性)

ご相談ありがとうございます。

工場の駐車場、あの独特の重苦しい空気感。

僕も派遣社員時代、同じように車の中で「行きたくない、消えたい」とハンドルを握りしめていたので、その吐き気、痛いほど分かります。

でも、安心してください。

あなたが今苦しんでいるのは、あなたが無能だからでも嫌われる要素があるからでもありません。

あなたの心の中で無視という外部刺激に対して、古いOSが過剰反応を起こしているだけなのです。

「無視」は、相手が「未熟」であるという証拠

まず、デバッグの基本として事実と解釈を切り分けましょう。

  • 事実: 上司が挨拶を返さない。メールでしか連絡をよこさない。

  • あなたの解釈(バグ): 「私が悪いからだ」「私は価値がない」「私はここに居てはいけない」

フィールハートの視点で見れば、大人が他人を無視するという行為は、極めてレベルの低い受動的攻撃(パッシブ・アグレッシブ)です。

自分の不機嫌を言葉で説明できない、あるいは自分の不安を相手にぶつけて支配しようとする、いわば感情の未熟なシステムが起こしているエラーです。

つまり、問題は100%、無視している側の上司のプログラムにあります。

あなたは今、壊れた拡声器から流れるノイズを聞いて、「自分の歌が下手なんだ」と自分を責めている状態です。

吐き気の正体は「自己否定感」という毒

なぜ無視されると吐き気がするのか。

それは、あなたが無意識に「上司の評価=自分の存在許可証」にしてしまっているからです。

「上司に認められないと、私はここに居てはいけない」という自己否定感のバグが走っていると、無視された瞬間にあなたの脳は生存の危機だと判断し、身体にアラート(吐き気や動悸)を出します。

この掛け算の右側、「自己否定感」がゼロになれば、どれだけ無視されても「あ、今日もあの人のシステムはバグってるな」という観察だけで済むようになります。

今日からできる「心のディフェンス」

フィールハートで学ぶ卒業生たちが、こうした状況で実践しているトレーニングを一つお伝えします。

  • 「挨拶マシン」になる: 相手が返してくるかどうかは「相手のシステムの自由」です。あなたは自分のプログラムを淡々と実行するだけ。「おはようございます」と、機械的に(でも丁寧に)挨拶を投げたら、その瞬間にあなたのタスクは完了です。返事がないのは、相手の通信エラーであり、あなたの責任ではありません。

  • 「ゴミ」を受け取らない: 上司が不機嫌を撒き散らしていても、それは「彼の家(心)のゴミ」です。わざわざ自分の家(心)に持ち帰って、仕分け(自責)をする必要はありません。「おっ、今日もゴミを撒き散らしてるな」とメタ視点で眺めてください。

最後に:あなたの価値は「返事」で決まらない

姫路や播磨の閉鎖的な現場では、こうした無視を武器にする人が少なくありません。

でも、そんな未熟な人の機嫌に、あなたの人生のハンドルを渡さないでください。

吐き気がするほど辛いのは、あなたが「優しい人」だからです。

その優しさを、自分を攻撃するために使うのをやめて、自分という存在の後ろ盾を作るために使いませんか?

一人で耐えられない時は、フィールハートに来てください。

上司の態度を変える魔法はありませんが、「何をされても、自分は大丈夫だ」と思える最強のOSへ、一緒にアップデートしていきましょう。

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